幹細胞,再生医療

幹細胞を使った再生医療について

幹細胞とはどんな細胞のことなのでしょうか?また再生医療とはどんな医療のことなのでしょうか?調べていきました。

 

幹細胞,再生医療

 

 

幹細胞とは?

 

私たちの体の中には皮膚や血液のように、細胞の寿命が短い細胞が多く存在します。
その絶えず入れ替わり続ける組織を保つために失われた細胞を再び生み出して補充する能力をもった細胞を持っています。

 

また、組織がダメージをうけたときにも失われた組織を補充する能力を持った細胞が必要になります。
こうした補充する能力を持つ細胞を「幹細胞」といいます。

 

この幹細胞がいるために、私たちは受精卵から成長し、大人になってからも日々の体を維持することができます。幹細胞と呼ばれるには、二つの能力が必要になります。
一つは、皮膚・赤血球・血小板など、体を作る様々な細胞に変化する分化能と、もう一つは自分と全く同じ能力をもつ細胞に分裂することができる、幹細胞が幹細胞に変化する自己複製能力です。
幹細胞は、どのような細胞でも作り出すことができる多能性幹細胞と消えゆく細胞のかわりを造り続けている組織幹細胞に分かれています。

 

幹細胞,再生医療

 

 

再生医療とは?

 

再生医療とは、自然には再生できない体の組織や臓器を再生させ、機能を回復させることを目指す医療です。
ほかの細胞は筋肉であれば筋肉の細胞、神経なら神経の細胞と決まっていますが、幹細胞はどんな細胞にも変化することができますので、この幹細胞は私たちがケガや病気をすると、傷ついている場所に集まり、足りない細胞を補って組織を修復し、損なわれた機能を回復する働きがあります。
幹細胞の研究にはいくつか種類がありますが、ノーベル賞をとった山中教授のiPS細胞などが有名です。

 

2014年9月には、世界で初めてこのiPS細胞から作った目の網膜細胞の移植手術に成功したというニュースがありました。
幹細胞には、もう一つ実用化が進んでいる成体幹細胞というのがあります。遺伝子操作するiPS細胞よりも安全で実際に私たちの体にも存在している幹細胞です。
お腹からとった脂肪に含まれる脂肪由来の幹細胞を使って、膝の軟骨の再生や乳がん摘出後の乳房再建など実用化が進んでいます。

 

 

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まとめ

幹細胞と再生医療について調べていきました。
どんな細胞にでも変化することのできる幹細胞を使って、傷ついた組織や臓器などを再生していく研究がおこなわれていることが分かりました。
実際に私たちの体にもあるものを使用しているので幹細胞の研究が進んでいくことで、弱った臓器などを再生したり、細胞を再構築することも可能になります。
幹細胞の中でもより優れた幹細胞は、脂肪由来の幹細胞であるといわれています。

 

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